前立腺肥大症の手術として内視鏡手術の

お話を以前にしました。

 

内視鏡手術以外の方法として、今回は

前立腺肥大症の改善法についてです。

 


前立腺肥大症により狭くなった尿道に、ステントという

人体に無害な金属を入れて、尿の通りをよくする方法があります。

尿道ステント留置術といいます。

 

尿道ステント留置術は、全身の状態が悪い人や

重い合併症により手術ができない人に向いています。

 

しかし、ステントが狭窄部からずれる心配があること、

ステントに結石が発生しやすく数年ごとに入れ替える必要があることの、

二つのリスクがあります。

 

 


また、バルーン拡張術というのがあります。

 

風船(バルーン)を外尿道口(尿の出口)からカテーテルを通じて、

前立腺部尿道とよばれる部位に送ります。

風船を膨らませて狭窄をとります。

 

バルーン拡張術は、根本的な治療ではありません。

ですから、しばらくするとすぐに元の状態に戻るため、

あまり行われなくなりました。

 


前回と今回にお話した、前立腺肥大症の手術や改善の方法には、

やはりある程度のリスクも生じます。

以下に少し記しておきますので、頭の片隅にでも置いてください。

 

膀胱の出口にある前立腺を削り取るため、膀胱の出口が緩んで、

射精した精液がペニスから射精されずに膀胱内に逆流することがあります。

この場合、精液は尿に混じって排泄されるので、健康上問題はありませんが、

妊娠を望む場合、通常のセックスでは妊娠が成立しなくなります。

人工授精などの方法が必要になります。

 

また、手術後、出血したり、一時的に尿が出にくくなる場合があります。

これは適切な処置を受ければ改善されます。

 


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